浜路と蝶│桔梗の鉢植え

 

夏の浜路イラストでサイトを飾りましたφ(ˊωˋ*)

なんとか夏場に間に合った…！！
今年は梅雨明けがかなり遅かったようですが、うちのサイトも春からずっと雨が降っていたので、８月に入って梅雨明けと同時にようやく明るく晴れた感じになりました。
ギャラリーにも置いてありますので全体はそちらからご覧ください(ˊωˋ人)

(オフライン情報ページも更新したので、23日の即売会についてはそちらからも確認できます。)

 

このイラストに入れた蝶ですが、うちの浜路の大切なキーモチーフになっていて、いま制作中の信乃幼少期編漫画にもその意味の一端が表れています。この先描きたいお噺の中で、浜路と蝶のさりげない関係も表現していけたらいいなと思います🦋

* * *

先日椿のことを書いたばかりですが。

 

実はひと月前の７月８日に、

 

桔梗をお迎えしました…！！！！！！°˖☆◝(♥▿♥)◜☆˖°

もう嬉しくてたまらない…！！！！
心から大好きな花のひとつ、桔梗が手に入るなんて！！！

 

学校へ行く途中のお花屋さんで見つけてビタッ!!!と足を止めて価格を確認。

授業中はもう桔梗のことで頭がいっぱいでした(ˊｴˋ*)

帰りに寄ったら２鉢あったはずの紫が１鉢になっていてもうサッとラスいちを掻き抱いて買って参りました。良かったーー残ってた…！！！白はまだいくつかありましたが、やっぱり桔梗はどうしても紫が良くて。

帰ってからもうデレデレしっぱなしでした。
はあなんて綺麗なんだ…透き通る涼やかな紫色から目が離せません。

 

桔梗は冊子２巻の大角小噺で登場させた花で、彼のテーマカラーとしている紫と重ねて時々大角の絵に添えているモチーフです。五芒星のような花のキリッとしたシャープな輪郭や青々とした静かな色合いが、私の目にはとても知的に映ります。

対して花言葉はとても可憐で、純愛を連想するものが多いのも素敵です。
２巻のあの花のゆくえは、桔梗の花言葉に掛けてあるんですよ…(ˊωˋ*)
直接ここにつらつら書いてしまうのもなんだか野暮なので、もし気になりましたら２巻短文を読んでみて頂けると嬉しいです。今度の8/23のイベントでも頒布しますので、よろしければ是非。

１枚目の写真は購入直後で１輪だけ咲いていたんですが(奇しくも椿と同じ)、
２枚目の写真・２０日後にはびっしり咲き乱れてます。

桔梗を観察し始めて１ヶ月、花の開き方と閉じ方のあまりの勢いの良さ、潔さにかなり驚かされています…
さっきまでまだつぼみだったはずの花が部屋に戻ってきたらもう咲き切っている！
昨晩まできれいに開いていた花が、翌朝真っ白になって完全に朽ち果てている…！

植物のスピードとは思えないような素早さで花姿を変えます。

これって普通なのかな、、とにかく目が点になるほど早い。

咲く・枯れるが毎日毎日起きているので慌ただしいです。

 

購入後に調べたところ絶滅危惧種だと初めて知って、可能な限り種を採集してみようと思い、同じ株の中ですが異花受粉を試してみています。

桔梗は自分の花粉で受粉しないように、おしべがまず開いて花粉が落ちきったところでめしべが開き、受粉可能になるという雌雄異熟性という性質をもっています。ほんとはもうひと鉢買って開花の時間差を補い合って結実させていくのが遺伝子的にも良いと思うんですが、今うちではもう収穫真っ盛りの野菜だらけでこれ以上植物を増やす余裕がないので…　園芸初心者の私は、まずは椿と桔梗のふた鉢を丁寧に見守ることにしました。

現時点で花６つ分は種生成中のように見えます。

つぼみをつける・花を咲かせる・種をつくるをすべて同時にさせているとかなりのエネルギーを消耗しそうなので、適宜剪定しています。初心者あるあるだと思うんですが植物にばっさり刃を入れるのって凄く抵抗あるんですよね…いつもめちゃくちゃ逡巡してから　えいっ!!!!　っと思い切って枯れた花首を介錯しております。

 

ゆっくりゆったりと時間を進める椿と、

キビキビさっさと姿を変える素早い桔梗の和花ふた鉢がこれからどう生きていくのか、
創作の傍らの大きな楽しみとして大切に育てていきます🌸